高配当株 vs 成長株、どっちが儲かる?初心者向けに違いと選び方を解説
目次
- 高配当株とは?特徴とメリット・デメリット
- 成長株とは?特徴とメリット・デメリット
- 高配当株と成長株の比較表
- 初心者に向いているのはどっち?
- 選び方の3つのポイント
- まとめ
1. 高配当株とは?特徴とメリット・デメリット
高配当株は、株主に対して配当金という形で利益を還元する株式です。
一般的に「配当利回りが3%以上」の銘柄が高配当株とされます。
メリット
- 保有しているだけで安定収入が得られる
- 長期投資に適しており、複利効果を活かしやすい
- 景気後退時でも比較的下落に強い
デメリット
- 配当金は課税対象(20.315%)
- 配当維持のために成長投資が抑制されがち
- 減配や無配のリスクがある
2. 成長株とは?特徴とメリット・デメリット
成長株は、今後の売上・利益の拡大が期待される企業の株式です。
配当は出さずに成長に再投資するケースが多く、株価の値上がり益(キャピタルゲイン)を狙う投資です。
メリット
- 大きな株価上昇が狙える
- 配当を出さずに企業価値を高めやすい
- 話題性・注目度が高い(テーマ株など)
デメリット
- 株価変動が大きいため、リスクも高い
- 配当がないため収益が実感しにくい
- 成長ストーリーが崩れると暴落するリスクあり
3. 高配当株と成長株の比較表
比較項目 | 高配当株 | 成長株 |
投資目的 | 配当収入(インカムゲイン) | 株価上昇(キャピタルゲイン) |
リスク | 比較的低い | 高い |
配当 | あり(3%〜6%) | 基本なし |
魅力 | 安定・長期向き | 高リターン・攻めの投資 |
向いている人 | 退職後・安定志向 | 若年層・積極的投資家 |
4. 初心者に向いているのはどっち?
初心者には高配当株から始めるのが無難です。
理由は以下のとおり:
- 定期的な収入が得られやすく、モチベーションが続く
- 株価の上下に一喜一憂しにくい
- 投資信託やNISAとも相性が良い
ただし、20〜40代の投資家で、資産を増やすフェーズにある場合は、成長株との組み合わせも効果的です。
5. 選び方の3つのポイント
1. 自分の投資目的を明確にする
「安定した収入が欲しい」→ 高配当株
「資産を短期間で増やしたい」→ 成長株
2. 年齢・ライフステージに応じて選ぶ
若年層:成長株多め、中高年:高配当株中心が一般的。
3. 分散投資が基本
両方の特性を活かして「高配当3:成長2」などの組み合わせもアリです。
6. まとめ
高配当株と成長株、どちらが儲かるか?
それはあなたの「目的」「性格」「ステージ」によります。
迷ったら、まずは高配当株で投資に慣れ、
余裕が出てきたら成長株で資産を拡大、という流れがおすすめです。
無理せず、少額から始めて「自分に合った投資スタイル」を見つけましょう!
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